最近、妙〜にアクセス数が多い記事が、ホンダ N-BOXの車両火災です。
2013年04月21日 N-BOX 2012年6月登録 走行距離4,000キロの車輌。
運転を終えて自宅駐車場へ駐車したが、その5分後に爆発音とともにエンジンルームから発火、炎上したため、車とカーポートおよび隣人宅の一部が燃えた。
軽自動車における動力性能 最強トップ4は以下の4台ですが・・・
この状況は、今後あと5〜10年近くは変わらないでしょう。
スズキ カプチーノ
ダイハツ 旧コペン
スズキ 旧アルトワークス
ホンダ トゥディ
上記4車種の速さは、2〜3クラス上のクルマに匹敵するほどの高い動力性能を秘めています。
車重の軽さに加え、ノーマル比200%以上 ものパワーアップにも耐えられる強靭なエンジンを搭載しているのがその共通点。
また、普通車のような数100馬力以上もある世界とは違って、100〜200馬力そこそこの軽自動車では、最終的に車重の重さによって大きなが差つくということですね。
これら4車種は、いずれもすでに20年近く前のクルマ達ですが、そのチューニングは現代の技術もプラスされ、今現在もなお進化し続けています。
スズキ カプチーノ
ダイハツ 旧コペン
スズキ 旧アルトワークス
FF ホンダ トゥディ を追いかける MRロータスの車載カメラ
軽くてハイパワーな”FF車”は、ミッドシップスポーツカー以上の走りが出来るという証明ですね。
これは新型アルトワークスにも言えることです。
このFFトゥディとMRロータスの動画は、先日の軽カーレースでの結果を再現しているようなものです。
FF新型アルトワークスとMR S660の差は、上動画のトゥディとロータスのケースよりも、もっと大きな差がついていました。
日本全国津々浦々??にある各サーキットコース。
高速コースの富士スピードウェイから、テクニカルな低速コースの筑波サーキット2000まで、様々なコースがありますが、それらサーキットにおける軽自動車のコースレコードの殆どは、スズキ車になっています。
4代目 アルトワークス HA21S(FF)/HB21S(4WD)
主に軽自動車レースが開催されるサーキットでのコースレコードをまとめてみました。
軽自動車 サーキット コースレコード(※660ccボアアップ無し 車幅拡大無し)
コース | 車種 | コースレコード |
筑波サーキット1000 | スズキ 旧アルトワークス | 42秒 |
筑波サーキット2000 | スズキ 旧アルトワークス | 1分06秒990 |
袖ヶ浦フォレストウェイ | スズキ カプチーノ | 1分17秒168 |
岡山国際サーキット | スズキ 旧アルトワークス | 1分49秒174 |
中山サーキット | スズキ 旧アルトワークス | 1分05秒933 |
セントラルサーキット | スズキ 旧アルトワークス | 1分29秒861 |
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軽規格チューニングカーでの各サーキット コースレコードは、殆どがスズキ車で占められています。
ボアアップや車幅拡大の白ナンバー改造クラスになると、スズキ カプチーノ、ダイハツ 旧コペンや、耐久レースでトップ常連のホンダ トゥディが入ってきます。
ホンダ S2000をサーキットで抜き去る ミッドシップ軽カー最速 スズキ キャラ のスーパーラップ
S2000が抜かれるくらいですから、S660ではまったく敵わないですね(^^;)
ベストタイムは2分08秒291ですが・・・
なんと、普通車と比べてもトップクラスのタイムです(;^_^A
このキャラのオーナーさんは、他に800馬力以上のR33 GT-Rも所有。
スズキ キャラ
1993年1月27日に発表。
マツダの販売チャンネルであった「オートザム」ブランドで発売された軽スポーツクーペ「AZ-1」のOEM車(もっとも、後述のようにAZ-1のエンジンはスズキ製)。
軽量ボディーにガルウイングドアを採用。
アルトワークスに搭載していた3気筒DOHCのF6Aターボエンジンを搭載する。
AZ-1と同一でありパーツ転用も可能。
マツダ AZ-1との違いはスズキのエンブレムへの変更、寒冷地向けの対策がない、オプションでのABSやフェンダーミラーが未設定、屋根カバー部分の「AZ-1」ロゴを「SUZUKI」に変更、後部エンジンフードのロゴ、フロントバンパービルトインのフォグランプ標準化、インテリアではフォグランプ用スイッチが付いている部分のみ。このフォグランプのため、AZ-1より販売価格は高く設定されていた。
スズキ キャラ ワイドボディカスタム
このクルマは数ヶ月前、オークションに出品されていたクルマですが・・・
落札価格は、なんと3,300,000円!
旧アルトワークス
前回の記事、先日の6月19日に岡山国際サーキットで開催された、k-carミーティングで、ついに現行アルトワークスがブーストアップクラスにて、現行 最速の軽カーとなりました。
ブーストアップ最強仕様のS660に、僅か8周のスプリントレースにおいて、約7秒もの大差をつけてしまいました(;^_^A
この差は、もうついていくことさえ出来ないほどの差です。
発売されてからわずか半年しか経っておらず、チューニングにおいてもまだ発展途上に過ぎない段階で、このポテンシャル高さには少々驚きました(^^;)
まだまだタービン交換も控えていますので、今後、この差はさらにひらいていくでしょうね。
寺坂自動車さん、おめでとうございます!
ウェブサイトも規模の小さいショップさんながら、上手く制作されていますね。
詳細な仕様はまだ不明なんですが(^^;)、ほとんどオリジナルパーツで構成されているようです。
寺坂自動車 HA36S アルトワークス用 オリジナルマフラー
HA36アルトワークス用 てらちゃんマフラー 86,400円(税込み)
フロントパイプから、中間タイコは42.7Φ
中間タイコから後ろは50.4Φ
出口は砲弾型の76Φ、出口の向きは、右ハネ上げでスポーティーな仕上がりです。
オールステンで、溶接部はTIG仕上げになります。
細部までこだわった一品です。
重量配分や重心高、タイヤサイズの不利さをものともせず、ミッドシップスポーツカーに、サーキットで大差をつけることが出来た要因は、やはりサスペンションチューニングの進化が大きいと思われます。
寺坂自動車 ロールセンターアダプターと、スタビライザーリンクロッド
ノーマル状態では重心が高く、コーナリング性能だけは不利でしたが、重心高やロールセンターの補正をしたことで、そのハンディをあっさり克服し、アルトワークスの強みである、車重の軽さを活かすことが出来るようになったのが最大の要因かと思います。
本日6月18日、春のK-CARミーティングに続き、2回目の岡山国際サーキット 軽カーレースです。
相変わらず、コペン/S660 走クラス レースでは、コペンのトップクラスの速さは超ハイレベルですね。
車載カメラは総合4位(TTクラス優勝)のクルマです。
トップを独走しているのは、わかりきっていた結果ですが(^^;) あの200psワイドボディ スーパーコペン。
動画の総合4位コペンも、130ps以上!、それをバックストレートに入る前にあっさり追い抜いて行きました(;^_^A
S660の最後尾車は、13分56秒で1周遅れに、その次は16分35秒で2台周回遅れなっています。
残念ながらS660では、フルモデルチェンジして、S07Aターボ以外の、全て新設計の別なエンジンに切り替わるまでは、トップクラスのダイハツ コペンにはとうてい太刀打ち出来ず、まったく敵いませんね。
そして!・・・
ついにというか・・・
もう!?新型アルトワークスが、S660を超えてしまいました。
レース中のベストラップ
S660 | 2分03秒412 |
アルトワークス | 2分02秒962 |
出走カテゴリーは異なっているので同時走行していませんが、8周レースのトータルタイムでも・・・
8周トータルタイム
S660 | 16分40秒555 |
アルトワークス | 16分33秒700 |
同時走行した場合、新型アルトワークスはS660に対して、たった8周のレースで、7秒もの大差をつけてゴールしたことになりますね。
すでに1年以上もチューニングの開発期間を経ているS660 チューニングカーを、新型アルトワークスは僅か半年であっさりと破ってしまいました。
また、現行 軽自動車のブーストアップクラスにおいて、新型アルトワークスはS660を上回っただけなく、レース中のラップタイム及びトータルタイムでは、コペンローブのタービン交換 110ps仕様と、ほぼ互角の速さを発揮するまでになりました。
旧アルトワークス 岡山国際サーキット
※関連記事
ミニサーキット 最速の軽達
ブーストアップ仕様の現車セッティングまでやって、取り敢えずチューニングは一区切りつきました。
目標パワーには、5psほど届きませんでしたが、単純な数値以上の速さが得られましたので、現状には満足しています。
今後の予定としては、以下の項目のどれかをその時の資金次第で進めて行く予定です。
ようやく帰って来ました!
ブーストアップ仕様 現車セッティング
いや〜長かった・・・
1週間程度で終わるかと思っていたんですが(;^_^A
そのおかげでいいセンまでなんとかもっていけました!
トラスト e-manage Ultimate
最初、e-manageが、どこに付いてんのかわからなかったのですが(^^;)
助手席の下にマウントされておりました。
空燃比センサー用ボスの位置
空燃比センサー取り付け部分はフロントパイプの中間から前より辺り。
フロントパイプ上部のエンジンメンバーには、オイルパンへの輻射熱を防ぐために、以下の遮熱クロス(ビリオン スーパーサーモクロス)を貼ってありますが、オイルパン側面にも念のため、後日追加する予定。
ビリオン スーパーサーモクロス
HB21S アルトワークスRS/Z (ブーストアップ emanage Ultimate 現車セッティング)
・エンジン:K6Aターボ (ファイターエンジニアリング製 クラフトマンタフ仕様)
・ECU:スズキスポーツN1 ECU+トラスト emanage Ultimate
・タービン:ノーマル(日立 HT06 3E)
・インタークーラー:ARCハイフロー
・インジェクター:ノーマル230cc
●現車セッティング後のエンジンスペック
・最高出力:95.3ps/5800rpm(ブースト1.1k)
・最大トルク:14.9kg-m/3800rpm
早速、加速感を確認してみると・・・
3,000rpmを過ぎた辺りから、おぉっ!?・・・なんか変わってる!
そして4,000rpm辺りからは、グワーっと来る強力な加速Gがかかり始め、
え??
コレ、ホントにノーマルタービンなの??・・・
と思うくらいの加速が、8,500rpm以上 まで続きます!
これはもの凄く面白い!
現車合わせまでやって大正解でした!
以下はK6AターボのJB23Wジムニーのスペック表ですが、まったくこの表の通りの性能になりました!
※アルトワークスの場合、レブリミットは9,000rpm
ノーマルタービンのままで、95ps以上です。※アルトワークスの場合、レブリミットは9,000rpm
ちなみにインジェクターも換えて、レギュレーターで燃圧を上げれば、まだもう少し上まで狙えるそうです。
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