最速の!?自動車ニュース

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なぜ ホンダは落ちぶれた のか?

【マクラーレン・ホンダ】アロンソ「今の状況にはうんざり」

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170602-00000000-fliv-moto

 

フェルナンド・アロンソが、悲惨とも言える厳しい状況が続くマクラーレン・ホンダの今の状況にはちょっと「うんざりしている」と認めた。

先週末に開催されたF1モナコGPを欠場してアメリカでインディ500に挑戦したアロンソだが、来週末には再びモントリオールで開催されるF1カナダGP(11日決勝)に参戦することになる。

■ホンダエンジンでは可能なものを可能にできない

カナダGPに向けての抱負について質問されたアロンソは、母国スペインの『EFE通信』に次のように答えた。

「うれしく思っているよ。唯一足りないものは競争力だけどね」

「ホンダと今のエンジンではすべての可能性を可能にすることができるわけじゃない。そしてこれにはイライラさせられるときもあるよ」

「週末には持てる力をすべてつぎ込んで頑張っている。そうしたら何かが壊れてしまうんだ。これにはちょっとうんざりだよ」

 

 

ココのブログですが、実は大変ありがたいことに、各自動車メーカーの方々が、

ほぼ毎日見に来てくれています。

 

トヨタ、ニッサン、スバル、ホンダの各メーカーからです。

 

 

中でも、2年ほど前からですが、最も多くアクセスがあるのがホンダ、本田技術研究所の方々です。

あえて意地悪な書き方をした甲斐がありました。

 

 

星の数ほどある、どこにでもあるような、 ありふれたブログ のように、

 

当たり障りの無いようなこと しか書かないのでは、

 

自動車メーカーの人間が直々に見に来るようにはなりませんからね。

 

 

頭が単純なバカ信者達も、こちらの思惑通りの反応するのでとても都合がいい。

頭の弱い方々が騒いでくれるおかげで、自動車メーカーからのアクセスが非常に増えました(笑)大変感謝しております。

 

バカとハサミは使いようというわけです。

 

 

 

さて、ココからが本題。

 

今のホンダの変えなければいけないところ。

 

いきなり結論から入りますが・・・

 

 

レベルの低いユーザーに合わせたクルマを造るのではなく、
 
レベルの高いユーザーに向けたクルマを造りましょう。

 

 

 

その自動車メーカーの技術力が最も反映される車種。

それはいうまでもなく、スポーツカーですね。

 

 

しかし、S2000以降に登場したホンダのスポーツカーは、どれも皆、

 

低レベルユーザー向けのもの ばかりになっています。

カーグラフィック誌での中嶋悟親子の試乗インプレでは、タイムを出そうとすると、逆に失速して遅くなると、言っていたのが印象的でした。

 

中嶋一貴

 

普通に走る分には電子制御のおかげで思う通りに走れてしまいます。

ちょっと無理な姿勢からハンドルを切っても曲がってくれるのですが、実は電子制御が頑張ってくれているおかげもあって、

気づいたらすごいスピードが落ちていたりもします。
普通に走る分にはいくらでも思い通りに走れるんですけど、タイムを出そうと思うと・・・

すごいスピードが落ちているんです。

 

これはS660、フルノーマル車に対しての元F1ドライバー中嶋一貴のインプレでしたね。

 

これがフルノーマルのS660だと、10年前のスズキのハイトワゴン、MRワゴンよりも筑波サーキットで遅い 原因です。

 

そして、例え電子制御を解除しても残念ながらS660では、20年前の軽スポーツカー全盛期の、どのクルマよりも遅く

そしてそれは100万円もかけてチューニングしても追いつけず、大して変わらないままです。

 

 

 

 

FF車よりも遅いミッドシップなんてダメでしょう。

 

 

ハイトワゴンより遅いミッドシップなんてダメでしょう。

 

 

 

 

もし、ビートを造った開発チームが、S660を造ったら??

そんな中途半端ものにはしなかったでしょうね。

 

 

ターボエンジンなら、間違いなく過去の どの軽スポーツよりも速いクルマにしてくれたと思います。

 

絶対的な速さは無いと言われていたビートでさえ、NAの軽スポーツではトップの性能でした。
出すからにはトップの性能を目指す。
 
F1も同様です。
出るからにはトップを獲る。
 
 

それが本田宗一郎氏のスピリットでした。

 

 


ですが今のホンダは


取り敢えず、スポーツカー出してみました。


 

取り敢えず、F1出ています。

 

 

こんなんじゃダメですよ。

 

 

本田宗一郎氏も、20年前の全ての軽スポーツより劣る、スポーツカーなんて

許さなかったでしょうね。

 

 

 

「タイムを出そうとすると、逆に失速して遅くなる」

 

ホンダ以外の、他自動車メーカーの造った、ほとんどの高性能スポーツカーは、

 

 ”より速く走る” ために電子制御を上手く駆使しています。

 

 

 

 

何故、こんな「バカな電子制御」しか出来ないのでしょうか??

 

 

 

 

 

このバカな電子制御は、S660だけでなく、先代シビック タイプRも同様でしたね。

 

http://minkara.carview.co.jp/userid/450001/blog/38469703/

 

さーて問題のあるヤツ行きますか。

先に宣言しておきますが、ホンダ最高、シビック最高だと思っているみなさんは読まない方がいいです。

読むみなさんも書くこちらも幸せになりませんので(笑)。

 

ご期待の新型シビックタイプRのインプレです。
せっかく買ったみなさんに悪いし、もう売ってないクルマだから。書かなくてもいいかと思ってましてね。
なんですが買った弟子本人から「ブッ込んでください」と言われたらそれは仕方ないんですよ。

弟子と女の子には弱い親方ですので(笑)。
 

 

・ABSと姿勢制御の介入については、そもそもタイヤの接地性が悪い。そして制御も上手くない。介入するのが悪いということではないです。このクルマは制御しすぎ。

 

・そして最終コーナーで何度かひどいと言ってますが、コントロールしてしまっているので、映像ではそこまでひどくないように見えます(笑)。

2分36秒くらいの「なんじゃこりゃ」のところは、姿勢をバッチリ電子制御されたまま、減速できなくて真っ直ぐコースアウトする寸前です。

コントロールできなかったら飛び出してますぜ。

 

7分40秒くらいの「こらひどいな」は、ブレーキングが難しいのがわかっていて手前でブレーキを踏んでいるのに、それでもダメな挙動が出ているということです。


その上でイロイロとアレしていくと、アクセル操作に対して正確に反応しない。

ヨーレートが出ない。

 

そういう挙動がドライビングの少しの変化で急激に出るから、動きが読めない。

弟子が言う「怖い」はこの動きが読めない怖さですたぶん。

 

もちろんドライビングプレジャーはありません。ないな。

 

 

 

スポーツドライビング的なドライバーのコントロール

 

ほぼ拒否しているクルマです。

 

「絶対にドライバーの自由にはさせない」というレベルのエンジニアの意思を感じる。

そのあたり最初チューニング禁止だったR35GT−Rに通じるところもありますかのう。

 

それはある部分で正解で、ユーザーを守ることにもつながりつつ、

 

メーカーの想定している ユーザーのレベルが低すぎる ような気もします。

 

 

今タイプRを買うようなクルマ好きに対して、メーカーの人がクルマ好きとして勝っているかどうかというアレもあります。

 

そしてこのシビックタイプRの本格的によくないところは、加速もコーナリングも完全にクルマで制御しようとしているのに、ブレーキングに関してはそれが全くできていないところ。

ブレーキングでバシッと止めて、コーナリングと加速は好きにどうぞ、ならいいじゃないですか。速度さえ下げられていれば、ある程度のワガママは許容されます。

コーナリングも加速も好きにはさせません、でもブレーキはドライバーがよろしく、は無理だべ(笑)。

タイムは速いんだけど。58秒2くらい出てますので、軽くチューニングしたS2000くらいの速さです。

タイプR、ニュルブルクリンク最速、で期待して買うわけじゃないですか。

しかも限定車だから試乗もできないわけでしょ。コレはあんまりだべな。
 

 

シビックタイプRといえばニュルブルクリンクで市販FF車最速(すでにゴルフが更新済み)というのがあるじゃないですか。

ニュルで最速といえば、オレもなかなかウルサイ方でしてね(笑)。

一部のみなさんはご存知の通り、ニュル最速の変態SP9クラスでメルセデスSLS GT3に乗っております。そして最速のFF車といえば、スバルを撃破しまくった、レーダーモータースポーツのアウディTT−RSでクラス優勝しておりますので。

たぶんあのアウディよりも速いFF車はないはずなので、文字通り世界最速のFF車です。

そこからすると、新型シビックタイプRの「速さ」はちょっと方向が違います。

ニュルで最速というのは、タイヤの接地性が良くて、コントロール性が高くて、先の挙動が読める。ちょっとくらい失敗してもリカバリーできる。だからアクセルを踏んでいけるということです。

先が読めないとジャンピングスポットなんかブッ飛んで行けませんぜ。
 

シビックタイプRはニュル最速を目指していたとは思うんですが、レーシングカーをそのサーキットに合わせるような、細かいセットアップで速くしていったような気がします。

 

 

そうすると、他のサーキットではぜんぜん合わないことになる。

良し悪しではなくて必然的にそうなります。

 

 

それは当然のことです。セットアップというのはそういうもんです。だからレーシングカーはサーキットごとにセットアップを変更するんだから。

 

 

市販車はレーシングカー的なセットアップではなくて、クルマの総合力で持って行かないと。

 

「ニュル最速」というのは、対応する幅が広いことで、結果としてどんなコンディションでも速い=最速です。

 

 

コンディションがいいときの1周だけのタイムのような小さいことではないので、みなさんもこの機会に覚えておいてください。

 

 

 

そんなことわかっとるわーと言われそうですが、わかっていたらああいうセットアップにはならない。

そのあたりの読みのズレが、F1の結果に現れているんだと思いますよ。ニュル最速って大変なんですよ。


こういう話を書くと、「オレのクルマの悪口を言うな」「オレの好きなメーカーの悪口を言うな」という話になりがちじゃないですか。

 

それはもちろんわかる。気持ちはわかります。だけど物理的に良くないのは仕方ないんですよ。だって良くないんだから。

 

良くない部分を理解しつつ、いい部分を評価して許容するのが、成熟したホンモノのファンです。

 

 

 

まずい料理をうまいと言うのはファンではないよね。

味がわからない人です。

 

そういう人が集まるとその店は勘違いしてダメになる。

(注:まさに今のホンダがその状態ですね)

 

 

いいお客さんは、料理の良し悪しを明確に伝えて、そのお店に通う人です。

ハッキリ言わないと、いつまでもまずい料理を食わされることになるし、大多数の人は何も言わないで店に行かなくなるから、お気に入りの店がなくなっちまいますぜ。

 料理もクルマも作るのは人間ですから、たまに味付けを間違ったりすることもあります。

そういうときに怒らずに、こりゃひどいねー(笑)と言うくらいの余裕があると、自動車メーカーだってファンキーなことをできるようになると思いますよ。

 

悪口を言うな って、よく考えたら信者ですな。

 

信者はよくない。

 

 

そして、さらになんと、NSXまでその欠陥が同じです。

ドリキン土屋さん曰く

 

トラックモードでも ”自分の運転” をすると、

 

電子制御が入っちゃってタイムは悪い。

 

 

スポーツカーが、ドライバーのドライビングレベルに追従出来ない。

 

別なモノに例えると、アムロの操縦レベルについてこれなくなったガンダムみたいなものでしょうか。

 

 

 

仕方なく電子制御が入らないよう、自分のドライビングテクニックを使わないように走らせるしか出来ない。

上級ドライバーのドライビング、それを使えばもっと速く走れるのに使えない。

 

海外メーカー、フェラーリ、ポルシェ、マクラーレンなどのスポーツカーと比べてまったくダメな、ホンダが劣ってる部分がこういうところなんです。

 

 

ここ10年ほどのホンダの技術力が大幅に低下し、落ちぶれた原因のひとつに、冒頭でも書いたように 

 

 

スポーツカーのユーザー層を 低レベルに設定 している

 

 

ことがあるでしょう。(バカな電子制御はこのため)

 

 

さらに低レベルの性能でも 大喜びしてくれる ので、それに合わせたクルマ造りを繰り返すうち、

技術力まで低下してしまった。

 

というわけです。

 

 

まずい料理をうまいと言うのはファンではないよね。

 

味がわからない人です。

 

そういう人が集まるとその店は勘違いしてダメになる。

 

まさに今のホンダが、この状態ですね。

 

 

 

 

ダメなものはダメだと言い。

 

 

本当に良いものは絶賛する。

 

 

それが 本当のファン というものです。

 

 

なんでも凄い!凄い!と言うバカ信者が増えると、

メーカーはダメになってしまうんですよ。

 

 

今度出る新しいタイプRには、同様の欠陥が無い事を祈りましょう。

 

 

レベルの低いユーザーに合わせたクルマを造るのではなく、
 
レベルの高いユーザーに向けたクルマを造りましょう。

 

ですよ、ホンダさん。

 

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